収入が増える≠幸せ
「お金がないから幸せではない。」
「お金があったら、もっと幸せになるのにな…。」
だったら…
「はい、100万円用意しました。好きに使ってください。」
または、
「6億円、当たってます。自由に使ってください。」
と、お金が用意されたらどうしますか?
6億円を手にしたケースで考えると…
・車を買う
・家を買う
・旅行に行く
・好きなものを食べる
・欲しかった服を買う
このように、得た「お金」を「消費」していくはずです。
そして、お金を使い切った場合…
「もっとお金が欲しい!」
こうなることでしょう。
今まで得られなかった高いものを得ることができて、より高いものが欲しくなる。
今まで経験できなかったことができて、もっと他のことがしたくなる。
それまでは「モノを得る」「経験する」ことで幸せになると感じていたものが、
「得た瞬間」「経験した瞬間」に次の幸せを求めることになるのです。
価値を感じなくなるということですね。
6億円を手にしたことを例に挙げましたが、
「収入が増える」ということも「幸せになる」ことではないのです。
本当に得るものは、「お金」ではなく、「知識」や「人脈」であると。
これらはどれだけ増えても、不満に感じることはないでしょう。
と、述べてきたことが、下記の本に記載されていました。
ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
- 作者: リンダ・グラットン,池村千秋
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2012/07/28
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来たる未来、これからを生きていく上で、大事なのは、そういうことなのかもしれません。